この表紙がおもしろい(旧:読書記録)

洋書ロマンス本の表紙をピックアップ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

This Is All I Ask/Lynn Kurland

This is all I askThis is all I ask
(2000/10/01)
Lynn Kurland

商品詳細を見る


ほのぼのしたいあなたに……。
ヒストリカル 中世
まほろば的評価 ★★★★
舞台は中世、スコットランドとの国境間近なイングランド。
城主の娘ジリアンは、黒魔術を使うとまで噂される獰猛な騎士クリストファーとの結婚を、父バーナードから突然言い渡される。幼少時より父親から虐待され続け、心身ともに深く傷ついている彼女には、その命令に抗うすべはなかった。
一方、クリストファーも、心から望んでこの結婚に臨んだわけではなかった。騎士見習い時代からの友でありジリアンの兄でもある、今は亡きウィリアムからジリアンの将来を託され、悩んだ末に渋々とった最後の手段だった。彼は妻など欲していなかった。妻に回りをうろつかれては、秘密を知られてしまう恐れがあるからだ。
多くの誤解やすれちがいを経て、少しずつ少しずつ心を寄り添わせていくクリストファーとジリアン。幸せをつかみかけたかに見えた二人に、クリストファーの潤沢な財産を狙うバーナードの魔の手がのびる……。

わたしは最初、「かわいそうな境遇の娘が優しい王子様に助けられて、めでたしめでたし」といった陳腐なロマンスかと思ったのですが、それは大ちがい。確かにそういう側面があることは否定しませんが、敢えて言います、主役はヒーローのクリストファーです! ヒロインのジリアンはど~でもいいのだ。(笑) 
ポイントはクリストファーの「秘密」。秘密のために、クリストファーもジリアンに負けず劣らず辛酸をなめてきました。これは、ブラックムアのドラゴン(ブラックムアはクリストファーの領地)と人々から恐れられ、最強の戦士と謳われた、誇り高き騎士の愛と挫折と再生の物語です。読者は「がんばれ、クリス。負けるな、クリス」と応援せずにはいられないでしょう。
また、脇役も魅力的です。治めなければならない自分の領地を持っていながら、それを放ったらかしにしてクリストファーを助けるコリン、クリストファーを慕う従者ジェイソンが物語に厚みを与えています。
読後感はほのぼの、さわやか。ロマンス小説好きの方にぜひ読んでいただきたい作品です。

ところで、リン・カーランドのホームページを見てみると、どうもこの人の書く作品はすべて繋がっているようで……。まさしくスピンオフの嵐。もちろんコリンの話もジェイソンの話もあります。う~む、スピンオフ地獄にはまりそうだ。(~_~;)

■ Lynn Kurlandのホームページ

わたしの黒い騎士 [ラズベリーブックス] (ラズベリーブックス カ 1-1)わたしの黒い騎士 [ラズベリーブックス] (ラズベリーブックス カ 1-1)
(2007/10/10)
リン・カーランド

商品詳細を見る

ジャンル : 本・雑誌
テーマ : 洋書

Comments(0)   Trackbacks(0)

Comment















非公開コメント

Trackback

Trackback URL

プロフィール

まほろば

Author:まほろば
本の表紙を眺めるのが好きです。おもしろい表紙だなと思ったロマンス本(洋書のみ)をピックアップしてつぶやきます。(中身は読んでいません)
読書記録はブクログにお引越し。

リンク
つぶやき
最近のコメント
メールフォーム
一声かけていただけると、励みになります。(^^)

名前:
メール:
件名:
本文:

日めくりカレンダー
FC2カウンター
FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

りんく



にほんブログ村 本ブログ 洋書へ

RSSフィード
Powered
ブログ内検索
カテゴリ
シリーズ

BlackDaggerBrotherhood
NYブレーズ
InDeath
Fatal
マーシー・トンプソン
Slightly
PlaybyPlay
LadyEmily
Alpha&Omega
LatvalaRoyals
RichmondRogues
NavySEALTeam12

ブログ内記事ランキング
まほろば的殿堂入りロマンス本
次はコレ









上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。