この表紙がおもしろい(旧:読書記録)

洋書ロマンス本の表紙をピックアップ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

The Proposal/Mary Balogh

Proposal (Survivors' Club Series)Proposal (Survivors' Club Series)
(2012/05/01)
Mary Balogh

商品詳細を見る


The Survivors' Club シリーズ 1
心の傷を抱えた大人のロマンスを書かせたら、バログは一級品!
ヒストリカル リージェンシー
まほろば的評価 ★★★★


友人宅を訪れていたグウェンは浜辺で足を挫き、歩けなくなったところをトレンサム卿に助けられた。
トレンサム卿は友人であるスタンブルック公爵の屋敷に滞在しており、グウェンをそこへ連れていき怪我の手当てをする。
初対面の印象が悪かったために反発しあう二人だったが、なぜかお互い目が離せなくて……。

ヒロインのグウェンことグウェンドリン・グレイソンは、"One Night for Love" のヒーロー、キルボーン伯爵ネヴィル・ワイアットの妹です。
ミュア子爵と結婚しましたが夫は亡くなり、未亡人となって8年が過ぎました。
血筋、教養、立ち居振る舞い、どこをとっても完璧な貴婦人です。
素敵だなと思ったのは、辛い状況におかれても持ち前のユーモアで乗り切る前向きなところ。自分で自分を笑うことのできる女性で、とても好感が持てました。
ヒーローのトレンサム卿ヒューゴ・エメスは、もともと労働者階級出身(父親は成功した貿易商でお金持ち)。訳あって軍隊に志願し、ナポレオン戦争で手柄をたてて貴族の称号を得ました。
でも、Lord Trentham とだけで、どの爵位をもらったのか書かれていないんですよ。Lord だから侯爵、伯爵、男爵のどれかのはずですが、ま、とりあえずトレンサム卿ということで。^^;
で、なぜ爵位にこだわるかというと、ヒューゴとグウェンの恋の障害のひとつに「身分違い」があるから。
貴族になったものの、生まれも育ちも平民のヒューゴは、働かない貴族の生活は性に合わなくて馴染めません。責任感が強く正直で素朴ないい人ですが、いつもしかめ面をしている愛想なし。^^;
当然のことながら、優雅な貴婦人グウェンと最初はそりが合いません。でも、一緒に過ごすうちにお互いの長所がわかってきて、どんどん惹かれ合っていきます。
化学反応はた~~っぷり、でも「愛があれば何もかもうまくいく」とはならず、大人らしく理解と妥協で(さらには子供っぽく意地の張り合いでww)ひとつひとつ克服していきます。
特にこれといった事件も起こらず地味といえば地味なロマンスですが、ヒーロー&ヒロイン双方の揺れ動く気持を丁寧に描いていく力量はさすがバログ!!
難を言えば、ちょっと説教臭いのが鼻についたかな。
人生こうあるべし、みたいな主張が強く出ていたように感じられました。

さて、作者メアリ・バログのホームページによると、最初は
One Night For Love(ネヴィル&リリー)
A Summer To Remember(キット&ローレン)
そしてグウェンの話で3部作になるはずだったそうです。
でも諸般の事情でそれは適わず。
今回新しいシリーズ――ナポレオン戦争で心身ともにボロボロになった6人がスタンブルック公爵の屋敷で傷を癒し、屋敷を離れたあとも The Survivors' Club という会を作って年に一度集まる――The Survivors' Club シリーズのトップバッターヒロインとしてグウェンは復活しました。
The Survivors' Club の会員はスタンブルック公爵と屋敷で療養した6人の計7人。ヒューゴは療養した6人のうちのひとりです。
これから順次クラブの面々が主人公になっていくそうです。
それから、本作は "One Night For Love" と "A Summer To Remember" を読んでいないと、「さりげなく登場して退場していくあなたは誰?????」状態になりますのでご注意を。
個人的には、ビューカッスルのおに~ちゃんがチラッと出てきて、ビシッ!っと決めてくれたのはうれしゅうございました

ジャンル : 本・雑誌
テーマ : 洋書

Comments(2)   Trackbacks(0)

Comment

のだめ URL ≫ EDIT
バログ萌え♪
こんにちは。
某ロマンスサイトで熱狂的?にバログを紹介され、遅れてバログ萌えしている のだめです。
グウェンのお話、ありがとうございます。
「忘れえぬ夏を捧げて」(a summer to remember) 翻訳されの前や、後に絶対ストーリーがあると思っていたのですが、グウェンのお話は時系列的にはslightlyシリーズとsimplyシリーズの後になるのでしょうか?バログの作品は 切ない心と映画のように胸に迫ってくる風景描写が、他の作家さんとは一線を画していますよね。
翻訳を待ってると寿命がつきそうなので(汗)また、まほろば様の次回作のUPを楽しみにまってます♪
2012年06月21日 (Thu) 13:27
まほろば URL ≫ EDIT
コメントありがとうございます(^^)
> 時系列的にはslightlyシリーズとsimplyシリーズの後になるのでしょうか?
はい、グウェンのお話は Slightly と Simply の後になります。グウェンの周りはみ~んな結婚して、子供がうじゃうじゃいます。(笑)

> 翻訳を待ってると寿命がつきそうなので
Simplyはこの前やっと校長先生のお話が翻訳されて完結しましたね。でも、Slightlyはまだまだ先が長い……^^;
1日も早くビューカッスルのおにいちゃんが日本デビューすることを祈ってます。

2012年06月21日 (Thu) 22:15














非公開コメント

Trackback

Trackback URL

プロフィール

まほろば

Author:まほろば
本の表紙を眺めるのが好きです。おもしろい表紙だなと思ったロマンス本(洋書のみ)をピックアップしてつぶやきます。(中身は読んでいません)
読書記録はブクログにお引越し。

リンク
つぶやき
最近のコメント
メールフォーム
一声かけていただけると、励みになります。(^^)

名前:
メール:
件名:
本文:

日めくりカレンダー
FC2カウンター
FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

りんく



にほんブログ村 本ブログ 洋書へ

RSSフィード
Powered
ブログ内検索
カテゴリ
シリーズ

BlackDaggerBrotherhood
NYブレーズ
InDeath
Fatal
マーシー・トンプソン
Slightly
PlaybyPlay
LadyEmily
Alpha&Omega
LatvalaRoyals
RichmondRogues
NavySEALTeam12

ブログ内記事ランキング
まほろば的殿堂入りロマンス本
次はコレ









上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。