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Blood Lines/Eileen Wilks

Blood Lines (Lupi)Blood Lines (Lupi)
(2007/01/02)
Eileen Wilks

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World of the Lupi シリーズ 3
話がどんどん大きくなっていく~~。ちゃんと収拾がつくのかな? ^^;
バラノーマル
まほろば的評価 ★★★★

世界各地で超常現象が多数発生し、世の中は混乱を極めた。
何かがおかしい。世界のバランスが崩れかけている。
これらの異変を重く見たアメリカ政府はタスクフォースを結成し、原因究明に乗り出す。
FBI 魔術犯罪捜査課(Magical Crime Division)の特別捜査官、リリーもタスクフォースの一員として働くことになったが、それはルピである恋人ルールとともにさらなる危険に飛び込むことでもあった。



●おお、3巻目にしてやっとこのシリーズの方向性が見えてきました。(遅すぎる? ^^;)
でもね、アイリーン・ウィルクスって、重要エピソードを小出しにするんだもん。
小出しすぎて、今まで全体像がよく見えなかったのよ。^^;

●まず、一番大きなテーマ。
この世には神々の領域、妖精の領域、デーモンの領域、人間の領域等々、いろいろな領域があって、全体でひとつの世界を形成しています。
世界は何千年か(?)の周期で新しく生まれては消えていくのですが、前の世界の生き残りがいるんですね。それがルピの女神 The Lady であったり、敵の She だったりするわけです。
で、生き残りたちがお互いに仲がよければ問題はなかったんですが、まぁ、いろいろと意見の相違がありまして、戦争やら何やらと……(苦笑)
The Lady の派閥がとりあえず戦いに勝って、新しい世界(つまり、今ルールやリリーがいる地球&いろいろな人外の領域)のバランスをとっていました。
でも、ここ何世紀かで魔法の力が薄れて、領域のバランスがとれなくなってきています。超常現象は、このバランスがとれなくなったせいです。
そして極めつきは、"Codex Arcanum" という魔法の書が失われたこと。
She はこの魔法の書を手に入れて偉大なる力を我がものにし、ルピを殲滅、世界を支配しようと企んでいます。
でも、この "Codex Arcanum" にはちょっとした防御の魔法がかかっていて、たとえ She が手に入れたとしても、簡単には読むことができない仕組みになっています。
そこで、実物がだめならコピーして、魔法のかかっていないコピーを読めばいい、という発想になるんですが、だれもがコピーできるほど話は甘くない。そもそも、コピーといってもコピー機を使うわけじゃない。(笑)
コピーは、接触感応能力者しかできません。(ということは、本に触って記憶するのかな??)
はい、リリーのことです。
こうして、She に狙われる災難カップルができちゃったのでありました。
She 自身は人間の領域に入ることはできないので、分身(avatar)を地獄に派遣して(笑)そこの人外生物と手を組んだり、魔法を使える人間を利用したりして、ルピを攻撃&リリーを捕らえようとします。
なので、得体の知れない気持悪くて臭い凶悪なデーモンやら、悪い魔法使い、良い魔法使いがわんさとでてきます。^^;
これから "Codex Arcanum" 獲得争いにでもなるのかな?

●もうひとつのテーマは、やっぱりルピの独特な世界。
ルピはひとつにまとまっているわけではなく、たくさんのクランに分かれています。
ルールはノコライというクランのル・ナンシオウ(跡継ぎ)ですが、今回はいろいろとあって、成り行きというか、はめられてというか、レイドルフというクランの長、ヴィクターのパワー(mantle)を受け取ってしまいます。
ヴィクターはそのあと昏睡状態になってしまったので、ルールが事実上のロー(クランの長)になってしまいます。
ノコライとレイドルフは、いわば源氏と平氏みたいなもので、昔からの宿敵同士。
ルールはノコライのル・ナンシオウでありながらレイドルフのローという、実にむずかしい立場に追い込まれてしまいます。
さてさて、これからどうなるか?

●ということでこのシリーズ、ロマンス色がかなり薄いです。
1巻はもう少しロマンスしていたんですけど、話が進むにつれてどんどんパラノーマルに比重が傾いていってます。
わたし的には設定が結構おもしろいので、この先も読む予定ですけど。
でも、もう少しリリーの内面に触れてほしいなぁ、というのが本音。外面は、ものすごく有能で男前でとっても頼れるFBI捜査官。でも、内面があまり見えてこないんです。シリーズだからこそ描写可能な、さりげない日常生活から感じ取れるプライベートな部分の描写がほとんどないのが残念。
本書では、自宅にリリーのお祖母ちゃんや友人たちを招いて、ルールとリリーが一緒に食事の支度をする(正確には、ルールがリリーに料理を教えている)場面がかろうじてあるんですけど、それもルールが「ああ、こういうのって幸せだなぁ♪♪」と満足している描写はあるけど、リリーがどう思っているかは全然書いてないし。(苦笑)
エピソードを小出しにするウィルクスだから、今後に期待をしておきます。

ジャンル : 本・雑誌
テーマ : 洋書

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