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Tempting Danger/Eileen Wilks

Tempting Danger (Lupi)Tempting Danger (Lupi)
(2004/10/05)
Eileen Wilks

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World of the Lupi シリーズ1
同じパラノーマル、同じ人狼設定でも、作家によって独特の世界が広がるのが楽しい。
パラノーマル
まほろば的評価 ★★★★

【アイリーン・ウィルクスの人狼の世界】
●人狼のことを単数でルーパス(Lupus)、複数でルピ(Lupi)。
●ルピはクランを形成している。現在クランの数は24。友好関係を保っているクランもあれば、敵対しているクランもあり。
ヒーロー、ルールのクランはノコライ(Nokolai)。
●クランの長はロー(Rho)、跡継ぎはル・ナンシオウ(Lu Nuncio)。
●ルピは人間の姿で生まれる。思春期になると狼に変身できるようになる。
●ルピは男性だけ。ルピの娘はクランのメンバーであるが、ルピではない。(ということは、女性は狼に変身できない???)
●ルピは手足を再生できる。(それじゃ狼じゃなくてトカゲだよ ^^;)
えぐり取られた目を再生したルピもあり。(うげげ……) けがの治りも早い。
●ルピは閉所恐怖症。

【設定】
●時代は現代(と思う ^^;)。
●舞台はアメリカ、カリフォルニア州サンディエゴ。
●人間はルピの存在を知っている。ルピ以外にも人間でない存在あり。1巻ではノーム(gnome)くらいしか登場していないけれど、他にもいろいろいそう。
●ルピには(他の人外生物にも)公民権がない。
ルピに対する差別と迫害の歴史あり。
ヒロインのリリーがルピを1950年代から1960年代の黒人にたとえる場面がありますが、ルピの社会的立場はそんな感じ。
今は、The Species Citizenship Bill(異種公民権法案??? 要するに、人外にも公民権を認めるという法案。適当に訳をつけときます ^^;)が議会で通過するかしないかでもめている微妙な時期。
ノコライはこの法案が可決されることを強く望んでいます。
でも、公民権を獲得するということは、ルピにアメリカの法律が適用されるということ。先祖代々守ってきた伝統の中には法律違反にあたるものもあるため、公民権はいらないと考えるルピもいます。
●魔法も存在。
魔法を使う人たちは、witch、coven、sorcerer 等々いて、生まれながらに魔術を使える人、修行を積んで魔術を使えるようになった人など、いろいろ区別しているようです。(が、どこがどう違うのか、イマイチよくわからなかった…… (^^ゞ)
●超能力者もいます。

【主な登場人物】
リリー・ユー
ヒロイン。中国系アメリカ人。サンディエゴ警察の殺人課刑事。28歳。男前な姐さんタイプ。
家族構成は祖母、父、母、姉、妹。おじおばなど親族多し。
一人暮らし。ダーティー・ハリーと名付けた飼い猫一匹。
サイコメトラー(接触感応能力者)で、触れることによって相手がルピか人間か、あるいは魔術師か、見分けることができる。他殺死体に触れれば、特定することはできないにしろ、犯人が人間かルピかぐらいはわかる。
あ、リリーによると、魔術にかけられてマインドコントロールされた人間は、できたてほやほやの○ンコを素手で触るような感触がするそうです。^^;

ルール・タナー
ノコライのル・ナンシオウ。見た目は30歳そこそこ、でも実際は? ルピの広告塔、カリスマ的存在。クランの財政管理担当。ノコライが豊かなのは、ルールの手腕の賜物。特技は料理。
家族はローである父、兄二人、息子一人。

アベル・カロンスキー
マーティン・クロフト
FBI魔術犯罪捜査課(Magical Crime Division。略してMCD)の特別捜査官。のちにリリーをスカウト。

リ・レイ・ユー(Li Lei Yu)
リリーのお祖母さん。
中国四千年の歴史を背負っていそうな、謎いっぱいの女性。

【Chosen】
ルピの女神さま、The Lady が本人の意思を無視して(笑)決めちゃう運命の相手。
ルピならだれもが Chosen に出会えるわけではなく、ルールはまさか自分に……と戸惑い気味。
まず、とにかく肉体的にふかーーーーい絆が生まれるようです。初期段階では、いつも二人でいちゃいちゃくっついていなければならないほど。(笑)
リリーは2人がどれだけ離れていられるかの実験と称して、ビルの10階にあるルールの部屋からエレベータに乗って下へ降りていったけれど、2階まできたところで気分が悪くなってぶっ倒れてました。(苦笑)
関係が落ち着いてきたら、もう少し離れていられるようになります。
ルールとリリーは、体のほうが先に深い仲になっちゃった間柄。お互いに好意は持っているけど、今はまだ愛するまでには至っていない、でも Chosen だから離れられない、という感じ。
これからきっと、種のちがい、価値観のちがいという溝を少しずつ埋めて、愛と信頼を深めていくのでしょう。

【あらすじ】
ある一人の男の他殺死体が公園で発見された。どうやら犯人はルピのようだ。サンディエゴ警察殺人課の刑事、リリーは捜査を開始する。
容疑者として浮上したのは、男の妻と不倫関係にあったルピ、ルール・タナー。
サイコメトラーであるリリーには、別に犯人がいることはわかっていた。だが、ルールを犯人とする証拠や証人が次々と出てきて、無実を証明できない彼女は窮地に立たされる。
やがて事件の背後には、ノコライのル・ナンシオウであるルールを陥れることによって、異種公民権法案可決を阻止しようとする組織が絡んでいることが判明する。
また、その組織には魔術師もいるらしい。
リリーは真犯人逮捕のため、ルールは無実の罪を晴らして法案を支障なく可決させるため、2人は一致協力して捜査にあたるうちに、親しくなっていく。
魔術関係の事件捜査を専門とするFBI特別捜査官たちも捜査に加わり、リリーたちは大きな敵に立ち向かう。

ああ、長いレビューだ。^^;
こんなところでだいたい雰囲気をつかんでいただけたでしょうか?
これからつづくシリーズ(2010年現在本編6作。7作めが2011年に予定)の第1巻なので、どうしてもプロローグ的要素が大きく、本当のおもしろさは第2巻以降という感があります。パラノーマル特有の背景説明が欠かせず、そちらにページをとられてしまいますし。
でも、ルピに反感を持つ組織の陰謀やリリーたちが敵を追い詰めていく描写はスリリングでしたし、ルピの世界は奥が深そうで(笑)、興味をそそられました。
ルールの友人が sorcerer で魔術を使うんですけど、2巻目からリリーはサンディエゴ警察からFBIのMCD(魔術犯罪捜査課)に転職することもあって、どう魔術がからんでくるのか楽しみ。
ヒーローのルールについては、まだまだ謎の部分が多すぎて何ともいえないかな。表面的なことはだいたい1巻でわかったけれど、心の内面に踏み込む描写は2巻以降に期待。リリーとの心の交流も2巻以降に期待です。

アイリーン・ウィルクスは、シルエット・インティミット・モーメントやシルエット・デザイアでシリーズ・ロマンスも書いてます。
知らない作家だったので、このシリーズはどうかなとお試しに1巻だけ買って読んでみました。
読んで正解。2巻目以降もぼちぼち読んでいこうと思います。

■ Eileen Wilks ホームページ

※ Rho とか Lu Nuncio とか、適当にカタカナふってるので、まちがっていたらご容赦を。

ジャンル : 本・雑誌
テーマ : 洋書

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