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Cry Wolf/Patricia Briggs

Cry Wolf (Alpha and Omega)Cry Wolf (Alpha and Omega)
(2008/07/29)
Patricia Briggs

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Alpha and Omegaシリーズ
Moon Called(マーシー・トンプソン・シリーズ『裏切りの月に抱かれて』)
Alpha and Omega("On The Prowl" に収録)
を読んでから本書を読みましょう
パラノーマル
まほろば的評価 ★★★★

●主な登場人物
チャールズ・コーニック
ヒーロー。人狼。約200歳。モンタナにある人狼の群れのセカンド。アルファである父の右腕で、汚れ仕事を一手に引き受けている。

アンナ・レーサム
ヒロイン。23歳。人狼社会においては希少価値のオメガ。

ブラン・コーニック
チャールズのお父さん。いったい、生まれたのはいつだ?というくらい年くってますが、もしかして見た目はチャールズよりも若い?
モンタナに拠点をおく群れのアルファであると同時に、北米にいくつかある人狼の群れ(もちろん、それぞれの群れにはアルファがいる)のまとめ役、マロックでもある。

●人狼社会
簡単に言うと、「強いものがえらい!」の世界。アルファが群れのリーダーで、セカンド、サード……と厳しい序列があります。
人狼の女性は子供を生むことはできません。なので、人間がインフォームドコンセント(笑)を経て、アルファの監督のもと人狼になります。でも、誰もが人狼になれるわけではなく、失敗して死んでしまう人も。成功率はどれくらいなんでしょ?
人狼になると、すぐれた身体能力と長寿をゲットできます。

●オメガ
誰でもなれるものではなく、生まれながらにある特殊な才能を持った人のことを指すようです。数もかなり少なく、めったにいません。
人狼社会は強い者がえらいんだ~!という仕組みになっているので、上位の人狼ほどアグレッシブですし、どうしても刺々しい雰囲気になりがち。そこにほんわかとした空気を持ち込むピースメーカー、心を癒してくれる人、それがオメガ、という感じでしょうか。
また、人狼は人間である部分と狼である部分をうまくコントロールして融合させなければいけません。オメガはその手助けをすることができます。
基本的に争いごとを嫌い、優しさが前面に出るため下位の狼と混同されやすいのですが、実際には群れの序列の中には組み込まれず、アルファに逆らうことも許される特別な存在です。
できることは他にもいろいろとありそうですが、シリーズが進むにつれ徐々に明らかになっていく……のかな? (^^ゞ

●背景
長いあいだ、人狼たちは自分たちの正体を人間から隠しつづけてきました。でも、法医学や衛星監視システム、デジタルカメラなどなど、科学の発達につれてそれもむずかしくなってきています。
ついに、マロックであるブランは公表することを決意します。
賛成する人狼の群れあり、反対する群れあり。
さまざまな人狼たちのさまざまな思惑が交錯するなか、ブランは公表のタイミングを計っているところです。

●で、やっと本編(笑)
シカゴでの事件を解決し、チャールズはアンナをモンタナの自宅に連れ帰ったが、当のアンナはびくびくおどおど。なかなか打ち解けてくれない。
それも無理はなかった。アンナは前にいた群れでひどい虐待を受けており、上位の人狼ならば、チャールズに限らず誰でも怖くてしかたがなかったのだ。しかも無理やり人狼にされ、その後のケアもなかったために人狼に関する知識に乏しく、自分にまったく自信を持てないでいた。
そんななか、ブランの縄張りのすぐそばで人間が人狼に襲われる事件が発生する。
どうやら犯人は凶暴化したはぐれ人狼らしい。
シカゴで受けた傷を癒やす暇もなく、チャールズはアンナとともに雪山へ人狼退治に向かった。

アンナに一目ぼれのチャールズは、やっとのことで出会えた伴侶に逃げられてなるものかと悪戦苦闘。^^; 虐待によって傷ついたアンナに辛抱強く、優しく接します。
泣く子も黙る死刑執行人のチャールズの心遣いは、本当に胸キュンものですよ
アンナは自分の影に怯えるほど弱々しくて頼りないんですが、これではいけない、しっかりしなくちゃと努力する健気な女性で、とても好感が持てました。
それにね、臆病にもかかわらず事件の始末もきっちりつけちゃったりするんですよね。
おおっ!?という活躍をしてくれますので、弱い面と強い面、そのギャップを大いに楽しませてもらいました。

それから、ブランの謎がちょっぴり明かされています。
この人はねぇ、歩くテボドンですぜ。^^;
『裏切りの月に抱かれて(Moon Called)』でブランとアダムが決闘したら……なんて話をマーシーたちはしていましたが、決闘なんてとんでもない。
命が惜しかったらブランに逆らわない、それが正解でございますです、はい。(笑)
そのほかにも、チャールズが "Cry Wolf" のなかで「かわいそうなサミュエル。かわいそうなマーシー」と言うシーンがあるのに、なぜかわいそうなのか、マーシーとは誰なのか、いっさい説明はありません。
読者が "Moon Called" をすでに読んでいることを前提に書かれているんですね。
なので、"Cry Wolf" の前に "Moon Called" を読むことをオススメします。

ジャンル : 本・雑誌
テーマ : 洋書

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