この表紙がおもしろい(旧:読書記録)

洋書ロマンス本の表紙をピックアップ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Wicked All Day/Liz Carlyle

Wicked All DayWicked All Day
(2009/09/22)
Liz Carlyle

商品詳細を見る


母は何でもお見通し。
若さゆえの驕りから自分の本当の気持になかなか気づかない、幼馴染3人の恋物語。
ヒストリカル リージェンシー
まほろば的評価 ★★★★★

マーサー侯爵スチュアート・ローランドにとって、ゾーイ・アームストロングは遠縁の従妹で幼馴染。しょっちゅうトラブルに巻き込まれている彼女は、いつも目を配り、助けてやらなければならないおてんば娘にすぎなかった。
弟ロバートと抱擁しているのを偶然見てしまうまでは……。

リズ・カーライルの最新刊♪♪
ヒーローは『黒髪のセイレーン』のヒロインだったジョネットの息子、スチュアートです。
「ベットの下に何かがいる」と怖がっていたあの9歳の坊やも、本書では義務と責任をしっかり果たす立派な大人。いっちょまえに愛人もいます。
ちなみに弟のロビンも、愛人持ちだ。^^;
ヒロインは、カーライルのデビュー作 "My False Heart" のヒーロー、ラノック侯爵エリオットの娘で、「パパはわたしが淹れたお茶を飲んでくれるかなあ?」と、執事相手に一生懸命お客さまのおもてなしを練習していた、かわいいゾーイ。
かわいい女の子は、男心を弄ぶ22歳の勝気美女に成長したのでありました。
地位も名誉もお金も影響力もすべて揃った大物の娘として、ゾーイは求婚者は引く手あまた、社交界の花形……とは残念ながらなりません。
なぜなら、ゾーイが非嫡出子だったから。19世紀イギリス社交界において、これはかなり辛い。(T_T)
世間がわたしを笑うなら、わたしも世間を笑ってやる!という態度に出て、デビューして5回目のシーズンになってもまったく結婚する気はなし。
娘には大甘のエリオットも、5年目にさすがに堪忍袋の緒が切れた。「結婚する気がないなら、スコットランドの領地に帰す!」と言われてしまいます。
悔し涙にくれているところをロビンに慰められていたら、いつの間にか熱い抱擁に――で、ロマンス小説の定石どおり、その抱擁をばっちり人に見られてしまいます。^^;
ただでさえ非嫡出子のハンデを負っているゾーイ。さらなるスキャンダルを避けるために、ロビンとゾーイは婚約します。
ゾーイが婚約によって手の届かない存在になり、初めてスチュアートは彼女を女性として意識し始めます。
三角関係のはじまりはじまり~~でありました。

スチュアートもロビンもゾーイも、初めは自分の本当の気持に気づきません。そして三者三様の辛い体験を通して、それぞれが心の成長を遂げるとともに真実に目覚めます。
特に、ゾーイの成長ぶりはよかった♪♪
わたしはゾーイが大好きです。
甘やかされたわがまま娘であることは確かですが、世間の冷たい目を跳ね返す気概を持っている点が好印象でしたし、自分がどんなに恵まれているか自覚してからは何よりも相手の幸せを考えて行動し、「わたしは自分のしたことを後悔しない」ときっぱり宣言するシーンは最高でした。
三角関係がどう納まるのか、最後の最後まではらはらしましたが、結末には大満足。スチュアートって、なかなかの食わせ者ですよ。
『黒髪のセイレーン』が好きな人には、ぜひこの "Wicked All Day" をお勧めします。そして、「おお、あの子供たちが大人になったのう……(しみじみ)」と一緒におばさんしましょう。(笑)

●ジョネットのお母さんぶりは健在です、というか、結構すごいです。スチュアートもロビンも、頭が上がりません。^^;

●コールとジョネットのあいだには、娘が4人。
一番下の子が9歳のフレイヤですが、この子がなかなかおもしろい♪
自宅で夜会が開かれたとき、こっそりベッドから抜け出して階上から覗いていたんですが、誤って手すりのあいだから蛸のぬいぐるみを落としちゃう。(なんで蛸?(笑))
ちょうどその下にいたプリンセス・リーヴェン(実在の人物)は、びっくりして金切り声を上げます。
この女性、あのオールマックスの委員会のメンバーなんですね。
「うちの妹は、若干9歳にしてオールマックスにデビューする機会を失ったか……」とロビンは顔をしかめていました。(笑)

●ミスター・ケンブルはスチュアートのためにいろいろと奔走する設定になってはいたものの、登場場面はゼロ。
会話のなかで触れられていただけでした。残念。

ジャンル : 本・雑誌
テーマ : 洋書

Comments(0)   Trackbacks(0)

Comment















非公開コメント

Trackback

Trackback URL

プロフィール

まほろば

Author:まほろば
本の表紙を眺めるのが好きです。おもしろい表紙だなと思ったロマンス本(洋書のみ)をピックアップしてつぶやきます。(中身は読んでいません)
読書記録はブクログにお引越し。

リンク
つぶやき
最近のコメント
メールフォーム
一声かけていただけると、励みになります。(^^)

名前:
メール:
件名:
本文:

日めくりカレンダー
FC2カウンター
FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

りんく



にほんブログ村 本ブログ 洋書へ

RSSフィード
Powered
ブログ内検索
カテゴリ
シリーズ

BlackDaggerBrotherhood
NYブレーズ
InDeath
Fatal
マーシー・トンプソン
Slightly
PlaybyPlay
LadyEmily
Alpha&Omega
LatvalaRoyals
RichmondRogues
NavySEALTeam12

ブログ内記事ランキング
まほろば的殿堂入りロマンス本
次はコレ









上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。