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Something Wicked/Jo Beverley

Something WickedSomething Wicked
(1997/07)
Jo Beverley

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マロレン家シリーズ 3
自殺願望のある破滅型ヒーローかと思えば、実はそうでもなかった???
ヒストリカル ジョージアン
まほろば的評価 ★★★

1762年6月、ロンドン。
レディ・エルフリッド(エルフ)・マロレンは、うるさい兄たちが所用でいない隙に、ヴォクソールガーデンズで開かれる仮面舞踏会に出かけた。
誤ってひとけのない薄暗い庭園に迷いこんだエルフが出くわしたのは、ジョージ3世暗殺を企てるジャコバイトの残党、そして、それに加担しているらしいウォルグレイヴ伯爵フォーティチュード(フォート)・ウェアの姿だった。
フォートが国王暗殺? 
なんとしてでも真相を探り、計画を阻止しなければ。
こうしてエルフの冒険は始まった。

もちろんフォートは、国王暗殺計画に加担していません。阻止するべく囮捜査をしていただけなんですが、その捜査にエルフが割り込み、二人のあいだに熱い火花が散ることになります。
この事件に関わる一連のエピソードは、緊迫感があってとてもおもしろかったです。
国王ジョージ3世やシャーロット王妃(ただ今、未来の摂政皇太子を妊娠中)、ビュート伯爵、ジョージ・グレンヴィルといった実在の人物を、上手に物語に登場させていました。
それなのに、なぜ★3つかというと、作者のフォートに対する扱いが気に入らなかったから。(笑)
フォートとエルフの関係はなかなか複雑なものがありまして……。
そもそもの始まりは1巻。
エルフの双子の兄(弟?)シンが結婚した相手がチャスティティ・ウェア。フォートはチャスティティのお兄さんです。
お父さんが、極悪非道な鬼畜、先代ウォルグレイヴ伯爵。1巻でこの先代はある陰謀を企んでいましたが、ロスガー侯爵ベオウルフに阻まれ、ロスガーアビー(マロレン家本宅)で亡くなりました。
亡くなったといえば聞こえはいいですが、要するに成敗されたわけで、フォートはロスガーの罠にはめられた形で父親の死に関わることになってしまいます。
いくら鬼畜だったとはいえ父親は父親。その死に関わってしまったこと、さらに血の繋がった兄でありながら妹たちの危機を救ってやれなかった自責の念も加わり、自暴自棄になって、すべてはロスガー侯爵が悪い、マロレン憎し!! の心理状態になっています。
1巻ではシンと対決したし、2巻は読んでいないので詳しくは知りませんが、どうやら次男ブライトと決闘したらしい……。
どうもフォートは、マロレン家の兄弟のだれでもいいからひとりでも道づれにして死にたがってる印象を受けたんですが、どうでしょう?
とにかくこの3巻では、フォートはずっしりと重い悩みを抱え、父親の喪が明けてもなお黒い服を着つづけ、マロレン家に憎悪の炎を燃やすクラ~~イ美青年となっております。^^;
最初に能天気な貴族の坊ちゃんで登場していただけに、そのギャップが痛々しくてねぇ……。
いったいどうやって心の整理をつけてエルフと結ばれるのかと、とても心配していたんですよ、わたしは。
それなのに、それなのに。
フォートは国王暗殺事件の最後の方で脚に銃弾を受け、ベッドでしばらく療養しているうちに悩みは吹っ切れてしまった。(爆)
1巻が原因の苦悩を3巻まで引っ張っておきながら、このあっけないオチはなんなんだ~~と肩透かしをくらった気分です。
なんか納得いかない。ぷんぷん。

さて、マロレン家のロスガー兄ちゃんですが、ちょっとずつ人となりがわかってきました。(1と3しか読んでないけど)
19歳で侯爵となり、当時まだ幼い弟妹たちの面倒を見ることになったのはベドウィン家のウルフ兄ちゃんと同じですが、ロスガーのほうがずっと親しみやすいかな。ものすごい過保護だし。
でも、ひどく冷酷な面もあって、いかにも長年宮廷での権力闘争をくぐり抜け、侯爵家を繁栄させてきました~~というツワモノでもあります。
ロスガーが主人公の "Devilish" をぜひとも読みたいんですが、1月にamazonに注文したのにずーっと取り寄せ中でまだ手に入っていません。(苦笑)
いいかげん注文を取り消して古本を買えばいいんですけどね。そのままで放ったらかしになってます。(^^ゞ
ま、そのうち……ね。

ジャンル : 本・雑誌
テーマ : 洋書

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