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My Lady Notorious/Jo Beverley

My Lady NotoriousMy Lady Notorious
(2002/07/02)
Jo Beverley

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マロレン家シリーズ1
どこのおうちでも、おにいちゃんはとっても大変。
ヒストリカル ジョージアン
まほろば的評価 ★★★★
陸軍大尉シンリック・マロレンの乗った馬車が、辻強盗に襲われた。
辻強盗が女性であることに気づいたシンは、なにか事情があるにちがいないと興味しんしん。そのままおとなしく誘拐されることにする。
男のふりをした辻強盗は、チャールズと名乗った。姉のヴェリティは未亡人。生後間もない赤ん坊とともに姉の昔の恋人、ナサニエルのところへ送りとどけると言う。お金も移動手段もなかったため、シンの馬車を襲ったのだ。
シンは言葉巧みにチャールズとヴェリティを丸めこみ、3人でナサニエルのところへ行くことにする。
こうして奇妙な冒険の旅は始まった。

マロレン6人きょうだい(正確には7人。ひとりは生後間もなく死亡)の末っ子シンこと、シンリックが一番手として登場です。
バリバリの軍人さんですが、とにかく24歳と若い! 元気溌剌、冒険大好き♪、さわやか青年でございます。
おまけにきょうだいのなかで一番の美人。ハンサムじゃなくて、美人。(爆) 骨格もきゃしゃで、特技は女装。(爆) 化粧をすれば、見事に女性になりすますことができます。チャールズとヴェリティはわけありで人の目をあざむく必要があったので、シンは女装して、女3人プラス赤ん坊の馬車の旅となりました。(あ、まちがえた。チャールズは男装しているんだから、やっぱり男ひとり、女ふたりだわ)
物語前半は、女装した男性のシンと、男装した女性のチャールズが惹かれ合うという、ちょっと倒錯したアヤシイ関係が展開します。
チャールズは本当はチャスティティという名の、伯爵令嬢、19歳。でも、父親が決めた相手との結婚を拒んだために罠にかけられ、世間に顔向けができなくなるほどの不名誉をこうむってしまいます。自分は父親から社会的に抹殺されてしまったけれど、せめて姉だけは幸せになってほしいと、辻強盗を働いたわけです。
このチャスティティ、「災難を呼ぶ女」でねぇ……。これでもか、これでもかとばかりに窮地に陥ります。ま、シンは冒険大好きで、窮地に陥った彼女を助けるのを騎士気取りで楽しんでいるから、これで釣り合いが取れているのかな。
問題はその窮地の内容なんですが……。^^;
チャスティティの父親、ウォルグレイヴ伯爵というのが、これまたすごい悪人でひどいことをするんですよ。
わたしは痛いのダメなんです。気分が悪くなっちゃう。なので、そのあたりは飛ばして読んでいません。パス。^^;
後半は、ヴェリティはめでたくナサニエルと結婚できるのか、チャスティティは汚名をすすぐことはできるのか、ウォルグレイヴ伯爵の悪行を阻止することができるのか――ということで、シンのお兄ちゃん、ロスガー侯爵が大活躍します。
ロスガー侯爵って、頭キレキレの策士ですね。すごく好きになってしまいそう。(でも、人の脚に嗅ぎタバコの葉をおいて吸うのはやめてほしい ^^;)
そして、ものすごーーーくきょうだいを大切にしています。大切にしすぎて、シンから嫌がられてます。(笑)
シンは末っ子だから、ロスガーはよけいに猫かわいがりして干渉したんでしょうね。人一倍独立心の強いシンは、お兄さんの干渉に反抗して6年間も疎遠状態がつづくことに。
今回、チャスティティの事件を通して、やっと仲直りすることができました。

シンを初めとする主な男性たちは、みんな生き生きしているというか元気というか、とにかく血の気が多いです。
バログのような、悲しい過去を背負ったヒーロー&ヒロインの微妙な心の動きをしっとりと描く……というのではなく、次々と事件が起こって読者はハラハラドキドキ、最後に悪が滅びてめでたしめでたし、といった感じで、ベドウィンきょうだいのシリーズとはまたちがった雰囲気を楽しく読み進むことができました。(あ、痛い場面は別ね)

2009.11.14 追記

仮面に秘めた涙 (ランダムハウス講談社文庫)仮面に秘めた涙 (ランダムハウス講談社文庫)
(2009/11/10)
ジョー ベヴァリー

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ベドウィンさんのところよりも、マロレンさんの方が先に翻訳されちゃいましたね。

ジャンル : 本・雑誌
テーマ : 洋書

Comments(3)   Trackbacks(0)

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むらさき URL ≫ EDIT
時代設定が面白いですね
こんにちは♪
まほろばさまのジョージアン紹介にひかれて、読んでみました~

予想していたより目まぐるしくて、災難よぶヒロインで、吐き気を催すほどひどい父親でびっくり。
わたしも痛い部分を飛ばし読みしましたけど、***を破らせるとか、なんか、このおはなし、明るいユーモアとどぎつい狂気が混ざって、へんてこな印象で。。

Mallorenに不可能なし! ここはとてもはぁーと。

それと時代背景は面白いですねぇ。Bute伯爵やプリンセスAugusta、なるほどこういう時代なのか、、1761年という計算になりますね。次作以降も背景が面白いので気になります(痛くない設定だと嬉しいんだけど・・)。
2009年02月25日 (Wed) 19:28
まほろば URL ≫ EDIT
むらさきさん、こんばんは♪

> このおはなし、明るいユーモアとどぎつい狂気が混ざって、へんてこな印象

わたしもそれは感じました。
H/Hは若くて元気なごく普通の健全なカップルなのに、男女入替わりとか乱交パーティーとか、状況がやたら怪しい。(笑)
そのギャップに違和感をおぼえつつ、おもしろいから先を読む……といった感じでした。
2009年02月25日 (Wed) 21:18
まほろば URL ≫ EDIT
ちょっと考え直した (笑)
> 健全なカップル
男装&女装で興奮しているんだから、あまり健全とはいえませんね。わはは。
2009年02月25日 (Wed) 22:47














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