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One Night for Love/Mary Balogh

One Night for Love (Dell Historical Romance)One Night for Love (Dell Historical Romance)
(2007/07/31)
Mary Balogh

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長く苦しい旅路の果てに、やっとつかんだ幸せ
ヒストリカル リージェンシー
まほろば的評価 ★★★★★
1813年5月初旬、イギリス。
キルボーン伯爵ネヴィル・ワイアットは、領地にある教会の祭壇で花嫁を待っていた。今日これから、あふれんばかりの上流階級の人々が列席するなか、幼なじみの従妹ローレンと華燭の典を挙げるのだ。
祖父に手を取られたローレンが教会のドアを抜けようとしたまさにそのとき、ひとりの乞食女が乱入した。
リリー!
その乞食女は、リリー・ドイル。
1年半前、ネヴィルが心から愛し、ポルトガルの戦場で結婚した女性。結婚式の次の日に、銃に撃たれて死んだはずの女性だった。

リリーは美しく、心優しい女性です。読み書きはできませんが、聡明でもあります。「柳に雪折れなし」ということわざがありますが、まさにそれがリリー。
幼いときに母を亡くし、軍曹だった父を戦場で失い、父の上官であったネヴィルと結婚するも、結婚した翌日にフランス軍に襲われて捕虜となり、悲惨な目に遭います。
ネヴィルに再び会える日がくる、それだけを心の支えに耐えました。
やっと解放され、心身ともにぼろぼろになりながらはるばるポルトガルからイギリスまで旅してきたというのに、なんとまあ、愛しいネヴィルは別の女性と結婚寸前。
ネヴィルとローレンの結婚式は取りやめになり、キルボーン伯爵家に伯爵夫人として迎え入れられたものの、リリーの旅はネヴィルとの再会でめでたしめでたし、と終わりにはなりません。
しょせん平民のリリーと貴族のネヴィルとでは、埋めようのないほど大きな溝があったのです。
ネヴィルはリリーを愛していましたが、自分と同等のひとりの人間としては見ていませんでした。彼にとってリリーは、常に庇ってやらなければならない、自分がいなければなにもできない弱い存在だったのです。
たしかにリリーは、始めはそうでした。悲しいくらい貴族の生活になじむことができず、惨めな思いをします。
でも、柳のリリーはそこで折れたりはしません。辛い冬に耐え、春にみごとな花を咲かせるのだ! ――とはいっても、リリーとネヴィルが本当のハッピーエンドを迎えるのは、再会した年の12月なんですけど。
悲しく辛いことが次々と起こるは、リリーの立場があまりにも弱いはで、最初はどよ~~んとした気持で読んでいきましたが、途中から光も差してくるし、強くしなやかなリリーの成長を楽しんでいたら、あっという間に読み終わってしまいました。
この作品で2008年を締めくくれて、本当によかった

ところで本作には、Slightlyシリーズや Simplyシリーズにも顔を出している人たちが、うじゃうじゃと登場します。
わたしは Slightlyシリーズを先に読んでしまいましたので、「あ、あのときのあの人物は、こういう人だったのか~」と腑におちること多々ありでございました。
この "One Night for Love" が原点ですかね?
まず "One Night for Love" それから "A Summer to Remember" 。
そのあと Slightlyシリーズ、最後に Simplyシリーズと読んでいくと時系列的にバッチリな気がします。
翻訳は――う~む、最後の Simplyシリーズから出ていますなあ。はははは…… ^^;

ジャンル : 本・雑誌
テーマ : 洋書

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